医院名 |
---|
医療法人社団まちこ皮膚科クリニック |
院長 |
岩井 真智子 |
住所 |
〒183-0022 東京都府中市宮西町1-5-1 菱宏ビル5F |
診療科目 |
皮膚科、美容皮膚科 |
電話番号 |
042-358-1080 |
治りにくい皮膚疾患・かゆみに対して有効な中波紫外線療法です。
紫外線療法は、紫外線の免疫抑制作用を利用した治療方法で、308nmの波長のみを照射する最新の治療法です。治療法は、エキシマライトの光を数秒照射し、痛みは全くありません。
ほんのりと温かい感じがします。
保険適応で1回の治療で約1,000円(3割負担の場合)です。
適応疾患は、アトピー性皮膚炎、尋常性乾癬、掌蹠膿疱症、尋常性白斑(保険適応)です。
光線療法(ナローバンドUVB療法)は、紫外線(UVA,UVB,UVC)のうち、中波長紫外線の中から有害な波長を取り除き、治療効果の高い、非常に幅の狭い範囲(ナローバンド)の波長311nm(ナノメートル)~313nm(ナノメートル)を用いた副作用の少ない安全な光線療法です。当院では「ダブリン(全身型)」と「ターナブ(ター
ゲット型)」の2種類を使用しています。「ダブリン」は、中波紫外線の中で311mm
の波長のみ照射します。全身を均一に短時間で照射できます。照射は前後に分けて 2回行います。所要時間は約5分程度です。
「ターナブ(ターゲット型)」は311~313mmの紫外線を利用して色素沈着などの
副作用が少ないことから、顔や首の尋常性白斑によく使用されます。
アトピー性皮膚炎は、体がある物質に免疫学的に過剰に反応し、特定の症状が起こるアレルギー疾患です。皮膚の痒みのために、無意識に掻いてしまい、皮膚のバリア機能が低下して、皮膚表面がカサカサ、ジクジクとした湿疹状態になります。アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)が周囲にあり、ストレスや皮膚のバリア機能が低下して、発症します。
盛り上がった赤い皮疹に白い鱗屑(フケのようなあか)ができて、剥がれ落ちる疾患です。症状が出ていない皮膚を擦ったり、引っ掻いたりすると、同じような発疹が出てくるというケブネル現象がみられます。うつる病気ではありません。発症原因として、ストレス、脂質の多い食事や飲酒、喫煙が関係していると考えられています。
手のひらや足の裏にうみが溜まった膿疱ができる病気です。膿疱は無菌性で、うつる病気ではありません。かゆみをともなうことがあり、症状は良くなったり、悪くなったりします。原因は、はっきりとは分かっていませんが、扁桃腺、虫歯、歯科金属アレルギー、細菌感染が考えられ鎖骨部の痛みを伴うことがあります。
境界明瞭な後天性の脱色素斑です。形は木の葉状から、不規則な地図状を示すものまで様々です。うつる病気ではありません。原因は未だに解明されていませんが、何らかのストレスが引き金となって免疫細胞が自分自身の色素細胞(メラノサイト)を異物と誤って認識して攻撃し、色素細胞が破壊されてしまうため、色が抜けてしまうのではないかと考えられています。