医院名 |
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医療法人社団まちこ皮膚科クリニック |
院長 |
岩井 真智子 |
住所 |
〒183-0022 東京都府中市宮西町1-5-1 菱宏ビル5F |
診療科目 |
皮膚科、美容皮膚科 |
電話番号 |
042-358-1080 |
かゆみを増強させる原因の一つに摩擦があります。ナイロンタオルやスポンジなどは使わず、体は手で洗いましょう。また、手のかゆみの原因の一つに手の洗いすぎも考えられます。保湿を毎日続けることが大切です。
皮膚のバリア機能が低下し、衣服のこすれなどの刺激やダニ、ハウスダスト、スギ花粉などに対するアレルギー反応で、炎症やかゆみを引き起こします。アレルギー検査を行い、何に対するアレルギーがあるのかを把握し、適切な軟膏外用、かゆみのコントロール、保湿を行います。生活面では刺激の少ない肌着の着用、掃除をして部屋を清潔に、空気清浄機の使用などの使用をお勧めします。季節に応じたご自分にあった保湿剤、ぬり薬を使用し、年間を通して皮膚のケアをしていきましょう。エキシマ光線療法(保険適応)は、かゆみに対して高い治療効果が期待できます。
生物学的製剤(保険適応)の自己注射を指導しております。
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かゆみを伴う蚊に刺されたような「みみずばれ」のような発疹がでてきて、2時間から6時間以内で引いていきます。息苦しくなったりすることもあります。かゆいときは、長湯などはやめて、温まらないようにしましょう。抗アレルギー剤などの飲み薬が必要です。妊娠中や授乳中で、飲み薬が飲めない場合は、まずは保冷材などで、冷やしましょう。ストレス、ヒスタミンを多く含むたべもの(魚介類など)、温度差などが原因として考えられます。
皮膚表面の皮脂が減少することにより、皮膚が乾燥して湿疹が出てくる病気です。すねにでやすく、乾燥して皮膚が粉をふいたようになります。熱いお風呂、長風呂を避けて、タオルなどでごしごし洗うのは控えましょう。体を洗うときは手で石鹸を泡立てて、泡でやさしく洗います。かゆみのある湿疹が出た場合は、ぬり薬が必要です。湿疹がおさまっても、保湿を続けましょう。
水仕事、手の作業が多い方にみられます。指先から手のひらまで、赤くひび割れ、かゆみと痛みを伴う発疹がでて、指紋がなくなる症状がみられます。適切なぬり薬や飲み薬、保湿剤を使用し、出来るだけ木綿の手袋などをして、手作業を行います。水仕事のときは、綿手袋の上にゴム手袋をして、洗剤などが直接手につかないように気を付けましょう。
原因は癜風菌という真菌の関与やストレス、ホルモンバランスの崩れ、皮脂貯留や寝不足などが原因と言われています。頭皮や髪の生え際、眉間、鼻のわきに赤みと脂っぽい発疹がでて、かゆみを伴う場合もあります。外用ステロイド剤と外用抗真菌剤の両方で治療していきます。かゆみが強い場合は、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤の飲み薬、ビタミン不足が影響している場合は、ビタミン剤を処方します。
顔の場合は化粧品・毛染め、首の場合はネックレスなどの金属類、また、日常的に気づかずに使用している石鹸や点眼薬などが原因になることがあります。原因物質の精査にジャパニーズスタンダードや金属アレルゲンスタンダードのパッチテストを行います。原因物質が分かったら、その成分との接触を避けることが最も大切です。
自然治癒することも多くありますが、赤く腫れあがって熱を持つ場合があります。小さなお子様は特に普通の蚊に刺されただけでも腫れ上がることがよくあります。その場合、のみ薬やぬり薬が必要です。また、冷やすことも大切です。掻きこわすとトビヒになりやすく、注意が必要です。
境界がはっきりした赤い皮疹が、盛り上がり、白色の鱗屑(りんせつ)が付いていて、剥がすと出血します。問題のない皮膚を擦ると同じような皮疹がでてきます(ケブネル現象)。頭、四肢、胸、腹部、背部、どこにでもできます。かゆみを伴うものもあれば、かゆみの少ない乾癬もあります。
治療は、活性型ビタミンD3軟膏とステロイド軟膏外用。かゆみには抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤内服。オテズラ®錠の内服があります。
紫外線療法は、308nmエキシマライトの治療が有効です。週に1回程度、保険適応です。
難治性全身性の乾癬には、生物学的製剤があります。当クリニックでは行っておりませんので、連携病院にご紹介致します。
下肢静脈瘤などの静脈還流の異常で生じる下腿の皮膚炎です。ステロイド概要と弾性ストッキングの着用も有効です。
高度な静脈瘤の場合は、末梢血管外科などの連携病院にご紹介致します。
衣服などの刺激によって生じたかゆみに対して、繰り返し掻くことによって、苔癬化した湿疹です。女性の首にできることが多いです。
急性から慢性に生じる小さな発疹で、激しいかゆみを伴います。四肢や体に良くでます。
慢性化すると治りにくいこともあります。
四肢に左右対称性に紅斑が多数出現します。原因は、マイコプラズマや溶連菌などの感染症と言われていますが、はっきりとした原因はわかりません。軽度の発熱や関節痛がみられることがあります。
皮下脂肪組織の炎症により、下腿伸側などに痛みを伴う好色の結節が見られます。
成人女性に好発します。春や秋に多い傾向があります。
治療は、安静と下肢挙上、患部の冷却です。内服治療が有効です。
手の平、足底に対称性に膿疱が多発します。誘因として、病巣感染(扁桃炎)、歯科金属アレルギー、喫煙、歯周病があげられます。内服・外用治療に加え、光線療法が有効です。
にきびは思春期に好発し、その後軽快していきますが、成人でもにきびの症状やにきび痕が残ることがあります。最近は、アダパレンや過酸化ベンゾイルによるぬり薬で、にきびやにきび痕を残さない治療になってきています。アダパレンなどが使えない場合は、保険適応外のケミカルピーリング(グリコール酸、サリチル酸マクロゴール)を行います。従来からある抗生物質の内服やビタミン剤の内服、抗生物質のぬり薬が有効な方も多くいらっしゃいます。
粉瘤は良性の腫瘍です。上皮に囲まれた表皮嚢腫です。そのため、内容物が出てくると粥状で悪臭を放ちます。感染や破損で発赤、腫れ、痛みを伴う炎症性粉瘤になる場合があります。多くは抗生物質の飲み薬で炎症がおさまりますが、粉瘤自体がなくなることはありません。良性腫瘍なので、そのまま様子をみることが多いです。手術をご希望の方には、連携病院をご紹介しております。
隆起しているほくろは、ダーモスコピーで診断の上、摘除します。(保険適応)
平らなほくろを取りたい場合は、美容皮膚科でQスイッチルビーレーザーを照射します。良性腫瘍のため、取りたくない場合は様子をみていて問題ありません。
光老化(紫外線の影響)により発症した良性腫瘍です。隆起しているものは、電気メスによる摘除・液体窒素法(保険適応)などの治療法を行います。良性腫瘍のため、取りたくない場合は様子をみます。増えないように日焼け止めをご使用ください。
主に目の周りや顔面にできるにきびとは違う白い小さなできものです。細い針で摘除します。(保険適応)2~3日かさぶたになりますが、洗顔もできますし、お化粧もできます。
首の周りにある小さないぼです。うつったりはしませんが、増えることがあります。保険適応内で摘除します。取った当日は、シャワーにして、翌日からお風呂に入れます。
顔や首、膝の裏や足首など、乳児期には間擦部にできやすいです。頭は脂漏性皮膚炎のこと多く、わきの下や背中の湿疹は汗疹(あせも)のこともあります。
小児の体や四肢にドーム状に盛り上がり、表面がつるつるしている丘疹が単発または多発します。1年から2年経過観察すると、自然に治癒することが多いです。漢方のヨクイニンを処方することも多いです。プールに入っても構いませんが、タオルの共用は避けてください。
虫刺されや擦り傷、湿疹を引っ掻くことによって、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌が入りこんでおこります。夏の高温多湿な時期に多く、ジクジクしてなかなか治らない湿疹は、トビヒが多いです。トビヒは抗生物質の飲み薬と、ジクジクした部分を消毒した後、抗生物質のぬり薬を塗って、ガーゼで覆います。患部をガーゼで覆ってあれば、保育園や幼稚園、学校での集団生活は可能です。完全に治るまでは、患部を石鹸で洗い、シャワーまたはかけ湯にして、湯船につかるのはやめましょう。
ブラシや帽子、枕などを共用することでうつります。予防や駆除には、寝る前の十分な洗髪と、髪を乾かすことです。市販駆除剤のスミスリン剤で使用方法に従って洗髪してください。スミスリン剤はお近くの薬局で購入してください。兄弟がいる場合は、交互に感染を繰り返さないよう、同時に処置すると良いでしょう。衣類・寝具については、熱処理が有効です。60度以上のお湯に5分以上浸けたり、アイロンの使用、熱風乾燥も有効です。髪に残ってしまった頭じらみの殻は、1本ずつピンセットなどで取っていきます。
水虫は皮膚から剥がれ落ちる角質(アカ)の中に白癬菌が生息しているため、それを素足で踏んだり、足ふきマットやスリッパを共用することによってうつります。また、革靴を長時間履いていたり、最近では女性もブーツをなど通気性の悪い靴を長時間履くことが増え、水虫に悩む人が増えています。抗真菌剤のぬり薬を足の裏とゆびの間にぬって、3か月間1日1回ぬり続けると治っていきます。予防は、プールや温泉などで素足で歩いた場合、お家に帰ってから、毎日入浴時にゆびの間も含めて足を石鹸でよく洗いましょう。
足白癬がかゆくないからといって放置しておくと、爪白癬(爪水虫)になることもあります。爪が白濁して厚みがでます。治療法はのみ薬とぬり薬があります。肝機能に問題がない場合は、飲み薬で治す方が早く治っていきます。表面だけの白濁や、爪の先端だけの場合はぬり薬も有効です。
ヒトパピローマウィルスが皮膚の小さな傷から入りこみ、感染して皮膚の細胞分裂とともに増殖していきます。感染した細胞が正常な細胞を押しのけて増えていくため、いぼ状になります。全身のどこにでもできる可能性があり、手足にできやすいです。治療は液体窒素療法(冷凍凝固法)です。保険適応でひと月に4回まで、1~2週間に1回のペースで、治療と治療の間隔を7日以上あけます。硬いいぼは、角質を削ってから液体窒素を当てます。削ったときに点状出血があれば、いぼが残っていると考えられます。出血はすぐに止まります。いぼを触っていると、他の場所にうつることがあります。なるべく触らないようにしましょう。
神経にそって、体の左右のどちらか一方にチクチク、ピリピリする痛みがおこります。しばらくして、その部分が赤くなり、小水疱が集まってできたものが帯状に配列してでてきます。やがて黒褐色のかさぶたになり治っていきますが、痛みだけが残るばあいがあります。子供のころにかかった水疱瘡のウィルスが神経節に潜んでいて、免疫力が低下したり、過労によって、帯状疱疹として神経節の神経に沿って皮膚に水疱と、神経痛がでてきます。治療は抗ウィルス剤の飲み薬を1週間飲みます。帯状疱疹後神経痛という、帯状疱疹が治った後も、神経痛だけが残る場合があるので、発疹が出ている間はできるだけ安静にしましょう。患部をガーゼで覆ってあれば問題ないのですが、水疱瘡にかかったことのない乳幼児や妊婦さんにはできるだけ接触しないようにしましょう。
くちびるやその周囲に小さな水疱ができる病気です。原因は単純ヘルペスウィルス。このウィルスは感染力が強く、タオルやコップを介して感染します。免疫力が低下したり、過労が続くと再発しやすいです。抗ウィルス剤の内服を5日間またはぬり薬で治します。
性器ヘルペスの再発抑制療法があり、予防的に抗ウイルス剤を1日1回継続的に飲む治療法があります(保険適応)。